
カーシェアリングは、比較的新しい制度、新しいサービスといえます。それだけに、最新技術の導入や社会環境への柔軟な対処も可能で、レンタカーのような従来のサービス以上に発展性が高く、今後の展望は明るいといえます。その一端として、まずはインターネットの利用を挙げておきましょう。
カーシェアリングは、インターネットを通じ、パソコンもしくは携帯電話からの予約や取り消しが可能です。利用においても、極めて簡単なシステムとなっています。また、ICカードの利用も、カード技術の発達で他のカードとの共通化ができるようになっており、非常に便利です。例えばクレジットカードと一体化すれば、他の買い物と同様、そのカード1枚で生活に必要な支払いをまとめる事ができるので、カーシェアリングの利用時にのみ使うカードを持つ必要がなくなります。さらに、テレマティックス技術が採用された事で、自動車へのリアルタイムでの情報送信が行われるようになりました。逆に言えば、自動車から端末への情報発信も常時行われているので、その自動車の状況把握が簡単にできるようになっています。これらのインターネットなどを利用した情報の高速化、簡易化は、今後のカーシェアリングにさらに役立っていく事でしょう。
カーシェアリングの展望としては、どんどん変わっていく社会環境への対応が期待されています。現在、車は増えすぎています。環境破壊は深刻なレベルに達し、お盆やお正月、行楽シーズンには常に交通渋滞が起きています。渋滞はストレスを生み、ストレスは集中力を希薄にし、それはすなわち事故の大きな原因へと繋がっていきます。どれだけ事故防止を訴えても、それはなかなか解消されません。
そこで、このカーシェアリングが普及した場合の事を考えてみましょう。車を合理的に減らせるので、環境問題は改善し、渋滞も解消されます。そうなれば事故も減ります。電気自動車の利用が安価にできるようになるので、利用者も増え、開発も進みます。結果的に、社会の発展にカーシェアリングは大きく貢献する事となります。駐車場の確保も容易になり、公共の交通機関にもシェアを分け与える事が可能となります。
つまり、カーシェアリングの展望は非常に明るいという事です。また、カーシェアリングは複数の人間で1台の車を共有するというシステムです。よって、人と人とのつながりが増えていきます。それに伴い、車の扱い方も、自家用車より丁寧になってきます。
気配りもすることになるでしょう。結果的に、人格形成や、心の豊さという点においても、改善の効果が期待できるのです。
